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九十九里町

九十九里町の歴史

1955年に町制が施行された、2016年現在の人口が約1万6千人の小さな町です。
町の中心である片貝という地名は、紀州加太浦の漁民が拓いたことに由来しています。
九十九里浜で有名なイワシ漁の中心地としても知られています。
主に漁業や水産加工場が有名ですが観光地としても全国区で名が知られています。

九十九里町のキャラクター

イメージキャラクターとして親しまれているのが「くくりん」です。
猫がモチーフになっているキャラクターで、誕生日も九十九里という地名にちなんで9月9日になっています。
頭は九十九里浜の波が表現されていて、99と書かれたサーフボードを脇に抱えています。
くくりんのおじいちゃんは猫の中で伝説のサーファー=ニャーファーとされていますがくくりんはまだサーフィンを始めたばかりの初心者という設定になっています。

九十九里町のグルメ

九十九里といえばイワシ漁が盛んな地域で、今でも新鮮なイワシを使った料理が定番になっています。
イワシのなめろうやつみれ汁、刺し身、タタキ、フライ、丼などイワシ使ってアレンジした料理が色々存在しています。
いずれも新鮮なイワシがたくさん採れるからこそ提供できるメニューばかりになっています。

美味しいはまぐりの産地としても知られており、身が厚くてプリプリの食感を楽しめます。
お吸い物や酒蒸しもおすすめですが、九十九里で食べるなら焼きはまぐりで素材の美味しさをそのままいただくのがおすすめです。

九十九里の観光スポット

海の駅九十九里は2015年にオープンした博物館と商業施設を兼ねた施設で、国土交通省が登録をする海の駅とは異なるものです。
イワシ漁で栄えた歴史を伝えるいわし資料館は、入館料無料でご覧いただけます。
世界で唯一だったいわしの博物館だったいわし博物館の後継施設としての役割も果たしています。
資料館の入り口には3千匹ものマイワシが回遊している水槽が設置されています。

新鮮な魚介類が販売される直売コーナーや新鮮な食材を使った料理を楽しめるフードコートも用意されています。
九十九里の魅力を堪能できる場所として多くの人が訪れています。

片貝海水浴場は海水浴やバーベキューを楽しめる海水浴場として親しまれています。
年間を通じてマリンスポーツを楽しめる場所としても知られており、多くの人が訪れています。
たくさんの海の家がありますので、お腹がすいたら休憩を兼ねて食事を楽しむこともできます。

九十九里町出身の著名人

日本全国を自らの足で歩いて測量し、精巧な地図を完成させたことで知られている伊能忠敬は現在の九十九里町小関の出身です。
実家は小関の名主である小関家で、伊能という苗字になったのは伊能家に婿入りしたからです。