袖ヶ浦市
袖ケ浦市の歴史
袖ケ浦という地名が付いたのは古事記に描かれている伝説が起源とされています。
ヤマトタケルノミコトが現在の東京湾を渡ろうとしたところ大時化に遭ってしまったため、妃であるオトタチバナヒメが海の神様の怒りを鎮めるために海に身を投げて無事にヤマトタケルノミコトが海を渡れるようにしました。
この時着用していた服の袖部分がこの地に流れ着いたことから袖ケ浦という名称になったと言われています。
現在の袖ケ浦市はベッドタウンとして発展しており、都心への交通アクセスの良さや不動産価格が安いという理由から人口が増えています。
今後も更に発展することが期待されている街の代表的な存在といえます。
1955年に袖ヶ浦町が新設され、その後1971年に合併で新しい袖ヶ浦町に生まれ変わりました。
更に1991年には市制が施行されたことで袖ケ浦市になっていますが、この時から小さな「ヶ」ではなく大きな「ケ」が使用されるようになっています。
袖ケ浦市のキャラクター
袖ケ浦という地名にちなんで名付けられたのが「ガウラ」というキャラクターです。
外人の方が袖ケ浦を発音すると「がうら」の部分だけが印象に残る聞こえ方をすることから、キャラクター名にすると多くの人の印象に残ると考えることもできます。
一見すると恐竜がモチーフになっているようですが、どことなく眠そうな目をしているので愛くるしい印象を受けます。
袖ケ浦市のご当地グルメ
千葉県は酪農が盛んな地域が多く、酪農発祥の地と言われています。
袖ケ浦市も例外ではなく、県内でもトップクラスの酪農が盛んな地域です。
特産品である牛乳を使用したご当地グルメを考案しようと中華料理店が生み出したのがホワイトガウラーメンです。
現在市内のお店でホワイトガウラーメンをいただくことができますが、各店で異なる特徴があります。
共通している点は牛乳独特のクセを消すためにしょうがを利用し、クリームチーズを使ってまろやかなコクを生み出している点です。
袖ケ浦市の観光スポット
東京ドイツ村は自然と人が一緒に過ごせるをコンセプトにして開発されたテーマパークです。
広大な敷地には芝桜の丘やパターゴルフ場、こども動物園、わんぱく広場など様々な施設があり大人から子供まで思い切り楽しめるようになっています。
園内には車に乗ったまま入園可能で、駐車スペースには3千台も収容できます。
ダチョウ王国はアルパカや羊などの動物がのんびりと暮らしている牧場で、飼育している動物と触れ合うこともできます。
とても人に慣れている動物が飼育されているので、人間の姿を見ると向こうから寄ってきてまるで迎え入れてくれているように感じられます。
牧場内ではお食事を楽しむこともできますので、一日中過ごしても飽きることがありません。